South African Volcom Stone by Joji Shimamoto

スケートボードには色んなチャンネルがある。

その中にコンテストスケートシーンというものがある。

世界大会ともなると開催地に世界中からスケーターの猛者どもが現れる。

現代の賞金稼ぎにも似た世界を周るコンテストスケーター、その中に南アフリカ共和国出身でVolcomがサポートしているスケーターがいた。

彼の名はBrandon Valjalo

現在20歳の南アフリカ共和国のVolcom riderだ。

アメリカで約半世紀前に生まれたスケートボードは母なる大地にも繋がっている。

彼は一体南アフリカからどのように世界へスケートボードという乗り物で旅を始めるようになったのだろう?

“兄貴の影響で3歳から始めたスケートはjust for funでどちらかというと学校でやるスポーツの方が熱心だった。転機は14歳の時、スケートコンテストへの出場は、経験のためにもAMクラスではなくPROクラスで出場することを友人に勧められた。どこまで通用するのか知るためにも、初めて大人たちに混ざってPROクラスで出場すること決めた。結果は好調な滑りで予選を勝ち抜き、決勝まで進むことができた。

この時の興奮と楽しさがスケートボードと真剣に向き合わせてくれて自分がやりたいことはスケートボードだと悟った。それからは毎日スケートに乗り続けた。

その後コンテストにも出続け15歳から3年連続で南アフリカのチャンピオンシップで優勝に輝いた。

そして国際大会にも声がかかるようになって現在20歳になり世界中を旅をしてスケートボードをしている。”

世界中を自由にスケートボードで旅をする。

自由を愛するスケーターにとっては夢のようだ。

 

”世界を回って仲間を作り、いつでも仲間を頼って行ける場所が、世界各地にあることは気持ちいいのことだ。”

 

コンテストはその扉を開ける手段の一つでもある。

世界は広い。スケートボードは世界を繋いでくれる。

半世紀前に生まれた、ただの板に4つタイヤがついたおもちゃの可能性は無限大だ。

 

実はそんな扉が日本でもある。

 

神戸で10月に開催される“Ark League”だ。

今年で2回目を迎える。 僕にコンテストスケートを魅力を教えてくれた瀬尻稜がプロデュースしている世界大会だ。

一般エントリーも開始しているのでこの機会に世界の扉を叩いてみよう。

 

何事もやり続ける先には世界がある。

 

挑戦し続けよう。

 

True To This

 

Joji